教会学校Sunday School
1)子どもの通常の教育
対象は、小学1~6年生(受洗の有無を問いません)
集いは、毎月の第1と第3日曜日10時45分より(主日の御ミサ後)行われます。
2)初聖体準備のレッスン
対象は、ご聖体(または洗礼の秘跡)をまだ受けていない小学2年生以上の子どもです。
レッスンは毎月の第2日曜日10時45分より(主日の御ミサ後)約30分教師は、主任司祭ジエブーラ・エウゲニウス神父です。
初聖体式(または洗礼式)は、8レッスンを終了した子どもにご降誕祭(クリスマス)のお祝いに合わせて行います。レッスンが足りない場合、ご復活祭かキリストの聖体祭かに延期することになります。
※ 教会学校の通常の教育(第1・第2日曜日)に出席が求められています。
3)堅信の秘跡
堅信の秘跡とは、原則として司教によって授けられます。受堅者が自分の信仰について責任をとり、キリストについて証しする使命を果たすために、それは、聖霊の恵みを受ける聖なる儀式です。
対象は、原則として中学生以上の信徒、また、受洗して約1年過ぎた信徒です。
堅信のレッスンは、奇数月の第1日曜日のミサ後(10:40)に行われます。尚、毎月第4日曜日のミサの後に行われる『聖書分かち合い』に参加することが求められています。
秘跡を受ける準備Preparing to Receive the Sacraments
カトリック教会の生活中心は、七つの秘跡を生きることです。
七つの秘跡とは、洗礼・聖体・堅信・告解・病者の塗油・婚姻・叙階です。それは、人間の成長に沿っての受けるキリストの愛と救いのしるしです。
人間は信仰の内に「洗礼」によって神の子どもとして新しく生まれ 「御聖体」で心を神の命で養い 「堅信」によって成熟した信者になれます。心と体が病む時には癒しの秘跡「告解(赦しの秘跡)」と「病者の塗油の秘跡」を受けます。また、人生の使命を果たすために、結婚する人は「婚姻の秘跡」 聖職者(司祭など)になる人は叙階の秘跡を受けます。
それぞれの秘跡を相応しく受けるために、祈りの内にその意義について学ぶ必要があります。したがって、半田教会では、それぞれの秘跡を受ける意義と必要な準備は以下のとおりです。
1洗礼の秘跡
洗礼は、キリストが自分の弟子たちに残した最後の言葉を果たす教会の行為です。即ち、「あなた方は行って、すべての民を私の弟子にしなさい。彼らに父と聖霊の名によって洗礼を受け、あなた方に命じておいたことをすべて守るように教えなさい。私は世の終わりまで、いつもあなた方とともにいる。」(マタイ28:19-20)という派遣の言葉です。
洗礼は、教会の信者になる聖なる儀式です。受洗者はすべての罪から清められ、自分の内に神の命を宿し、神の子どもとなる資格を頂くのです。その人生はキリストに倣う者となり、キリスト者と呼ばれるようになります。
1-A幼児洗礼
カトリック教会では、幼児期に洗礼を受けて、「神の子ども」として育てられ成長していくことが有意義であると言われています。幼児洗礼は、0歳から6歳までの子どもを対象とします。
【お子様のために幼児洗礼式を求める条件】
- 少なくても一人の親が半田教会の信徒であり、日本の教会に所属しない場合、洗礼証明書を提出すること。
- 幼児洗礼式を教会事務所で申し込むこと。
- ご両親と代親のために指定されている講話を3回受けること。
1-B大人の洗礼
洗礼を求める方は、準備について主任司祭と御相談ください。
洗礼の準備は少なくとも1年かかります。その間に、日曜日のミサに毎回、毎日のお祈りとカトリック信仰の内容を要理勉強会の中で学ぶことが条件となります。
2ご聖体の秘跡と赦しの秘跡
ご聖体の秘跡は、御ミサの時にキリストの御体に聖変化されたパンを頂き、神と教会と一つに結ばれるしるしです。ふさわしい心でご聖体を頂くために、信者は自分の罪を反省し、必要に応じて赦しの秘跡(告解)を受けます。
- 大人の洗礼の信者は、受洗の日からご聖体を拝領することができます。
- こどもは、教会学校で指定されているレッスンを受けてから初聖体を受けます。
3堅信の秘跡
堅信の秘跡とは、原則として司教によって授けられています。それは、信者が自分の信仰について責任をもって、キリストについて証しする使命を受けるために聖霊の恵みを受ける聖なる儀式です。
受堅を望む信者は、主任司祭と相談し、心の準備期間を設けます。
※ 未成年の信者は、教会学校のスケジュールに沿って、堅信準備を行います。
- 対象は、12歳以上の信徒、また、受洗して約1年たった信徒です。
- 受堅を望む方は、主任司祭と相談し、心の準備期間を設けます。
4結婚の秘跡
教会の結婚式の項目をご覧ください。
5病者の塗油の秘跡
病気あるいは老齢のために死の危険が心配される信者は、この秘跡を受ける対象となります。
病人はこの秘跡によって、霊的にも身体的にも助けられますので、司祭を自宅や病院までお呼びください。
尚、半田教会では、「もみじの日」と呼ばれる9月の第2の日曜日に献げる御ミサの中で、高齢者の信徒に「病者の塗油の秘跡」を授けます。積極的に受けるようにしてください。